胃内視鏡検査(胃カメラ)
検査前のご注意
正しい診断ができるように、次のことを必ず守ってください。
検査の前日には
夕食は指定の時間までに済ませて、それ以後は何も食べないでください。
夕食には固いものを避け、消化の良いものを食べてください。
水分は適度にとっても結構です。
検査の当日の朝は
朝食は絶対に食べないで来院してください。
来院時には
なるべくゆったりした服装で来院してください。
ご自分で自転車、バイク、自動車を運転してくるのはおやめください。
(検査終了時は注射の影響がのこるため運転できなくなる場合があります。)
検査の流れ
検査の手順
- 胃の中がよく見えるようにお薬を飲んだり、注射をします。
・胃の緊張を緩める
・胃の中の泡を消す
・のどを通る時の痛みをとる - ヒザを曲げた姿勢で、からだの左側を下にして横になってください。
- マウスピースを軽くかんでください。
- からだの力を抜いて、楽にしてください。
- 少しかたいものをのんでいるような気持ちがしますが、呼吸は鼻から楽にできますので、落ち着いてください。
- 検査は10分くらいで終わります。管を抜くときもからだの力を抜いて楽にしてください。
※必要があれば胃粘膜の細胞をとることもあります(生検)。
痛くはありませんが、2ミリくらいの小さな傷ができますので、2~3日は刺激物を避けてください。
検査が終わったら
- 1時間くらいは食べたり飲んだりしないで、安静にしてください。
- 自転車、オートバイ、自動車の運転はしないでください。
- 検査の時、空気を入れて胃をふくらませるので、おなかが張った感じや鈍い痛みがあるかもしれませんが、検査終了後、ガスが出て自然に治ります。
- 検査の時に、食堂や胃の中をみやすくするために色のついた液を入れることがあります。この場合、あとで尿や便に色がついたり、胸やけが残ることがありますが心配はいりません。
- わからないことがありましたら、遠慮なくおたずねください。
- 帰宅後、痛みが強かったり、黒い便が出たときは、来院するか連絡してください。
- 次回来院の指示がありましたら必ず来てください。